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【終盤の連続バーディで宮里藍がトップに2打差の4位タイに】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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前日までの強風はおさまっていた。コース入りした宮里藍は、素早く流れを計算していた。それも、優勝をゴールにしての第3ラウンドと最終ラウンドの36ホールの展開を考えていた。
「昨日までよりも好スコアを出せる条件になったので、きょうは、できるだけトップとの差を詰めておかなければならない。最終ラウンドの1日だけで挽回するのは、このコースでは難しすぎるから…。はい、そう思って1番ティーインググラウンドに立ちました」
16番まで2バーディ・2ボギー。「ショットのリズム、パットのフィーリングも今日が一番よかった」と振り返る割には、そして、好スコアを狙った割には、伸び悩んでいた。残り2ホール。ここで、宮里
藍の攻めのゴルフがフルアクセルで回り出す。430ヤードと距離が長く、最難ホールのひとつに挙げられている17番パー4。ティーショットはドライバーでフェアウェイをとらえる。第2打は158ヤード。6番アイアンをリズムよく振り抜いた。球はピン奥6メートルに。下りの難しいスライスラインだったが、フィーリングがピタリと合ってカップ真ん中から決まった。そして18番(パー5)ではフェアウェイからの第2打をピンまで105ヤード地点のこれまたフェアウェイに運び、ピッチングうぇじでの第3打を2メートルにつける計算されたプレーで連続バーディに仕留めてのホールアウトとなった。通算3オーバーパーにまで盛り返して、トップの木戸愛、フォン・シャンシャンに2打差と迫った。
「明日は、また風が強くなりそうなので、自分の調子とともにどんな状況が待ち受けているのかわかりませんが、優勝争いできる位置にまではこられたので、モチベーションも高くなると思います」
2005年大会以来の2勝目に照準がぴたりと合わせられている。
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