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【勝負のサンデーバックナインでのミスを悔やむ宮里美香】 |
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第4日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi |
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18番グリーンをホールアウトした宮里美香が、あんなに悔しそうな顔をしていたのを見たことがない。
サンデーバックナインという言葉がある。その言葉の走りは、1994年全英オープンでニック・プライスが優勝したときのコメントである。
「最終ラウンド、残り9ホールに来るまで、じっと粘って我慢して好位置をキープするんだ。そういう辛抱をしていると、サンデーバックナインで、ひょっとしたら神様がご褒美をくれる」と言った。それが17番のイーグルに繋がったということから、メジャーではサンデーバックナインでドラマが生まれると言われた。
宮里美香のこの日のプレーも、着実に「優勝への道のり」を歩いていたと思う。前半
、3、4番で連続バーディ、そして6番もバーディとして首位を1打差で捉えていた。
そしていよいよ後半に入った。今季の米女子ツアーで優勝している宮里は、その勝ち方へのゲーム運びは、十分心得ていた。
勝負は、残り9ホール……というところで、思わぬボギーを12番で叩いてしまう。
「今日のゴルフ自体は、ショットも切れていたし、チャンスがいっぱいあったのに……自分自身の問題です。自分自身のミスでボギーになる結果が多かった」
勝ち方を知るあまり、肝心なところでとれなかった、そしてむしろボギーにしてしまったことが、悔しくて仕方ないのだ。
「でも……」と、宮里は表情を変えた。
「今年は、アメリカツアーのメジャーに全部出場できて、そしてこの試合にやってこられた。そのプロセスの経験が生きていた試合だったと思います」。
今季は、このあと日本ツアーで2試合。そして海外で2試合に出場する予定だ。
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