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【永峰咲希がウェイティング出場からローアマチュアに】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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16人のアマチュア選手が出場した今大会、その頂点に立ったのは永峰咲希だった。宮崎日大高校の2年生でJGA女子ナショナルチームのメンバーである。予選競技での出場権を逃しウェイティングリストに名前が挙げられていた。欠場者がでた場合には出場の可能性があるため、月曜日にはコース入りして練習ラウンドもこなした。出場できる。その連絡が入ったのは、練習ラウンドを終えて戻った親戚の家だった。
出場が決まって、気持ちも固まった。目標は後半のラウンド進出。それがクリアできたところで「ローアマチュアを意識し始めました」。最終ラウンド、意識はますます強くなっていった。前半9ホールをイーブンパー。好スコアで後半に移っ
た。途端にショットが乱れ出し、ボギーを連発する。緊張もあったが、「それよりも、思い通りに体が動いてくれなくなってしまった」と、永峰は後半のスコア「42」を振り返り、分析していた。「もっとしっかりトレーニングして体を鍛えなければいけませんね。体力のなさを痛感しました」。
最終ホールもボギーとしてホールアウトしたときには、先にホールアウトしていた篠原真里亜と通算17オーバーパーで並んでいた。ローアマチュア争いは両選手による1番ホールからのサドンデスプレーオフとなった。1番ともにパー、2番ともにボギーと決着しない。3ホール目にボギーにした篠原に対して、永峰はアプローチショットをしっかりと寄せてパーセーブ。ウェイティングからの出場でローアマチュアに輝いた。
「日本ジュニア(15―17歳の部)の2位で口惜しい思いをしたので、今回はプレーオフでも勝ちたい気持ちが強く、すごく集中できました。体の動きには違和感がありましたが、ショートゲームでカバーしようという狙いが好結果をもたらしてくれたように思います」。
アマチュアNO.1。来シーズンは、それに恥じない成績をだす。「出場するアマチュア競技はすべて勝つ。そのつもりでしっかりトレーニングしていきます」。新たな目標に向かって、大きな一歩を踏み出すために、まずは地道なトレーニングを積むことを誓った。
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