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JGA HOME
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【いよいよ明日開幕】 |
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大会前
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競技報告:JGA 写真:Gary kobayashi |
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震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー2012年度(第77回)日本オープンゴルフ選手権が明日11日、沖縄県の那覇ゴルフ倶楽部を舞台に開幕する。復帰40周年記念事業の一環にも位置づけられている本選手権は、77回目の大会にして初めて沖縄県での開催が実現した。記念すべき本選手権、優勝候補の筆頭にあげられるのが、現在賞金ランキングトップに立つ藤田寛之。日本オープンタイトルに人一倍の意欲を見せる藤田は、開幕を明日に控え、「この大会に向けて気分が高まってきているけれど、だからと言って取れるわけじゃない。去年は気持ちが高まりすぎて空回りしたこともあるので、逆に気持ちを消そうとしているような…普段通りの自
分で、特別なことをここでする必要はないと思う」と平常心を強調する。しかし、「勝利を重ねてきて優勝という言葉だけでは物足りなくなってきて…つぎは何?となると、日本タイトル。日本オープンは門戸を広げているので、てっぺんを取るのは日本オープンが最強だと」と、不惑を迎え賞金ランキングトップに立ってもまだ手にしていない日本オープンのタイトルへの思いの強さは隠せない。また、先週、史上最年少でプロ入り通算10勝目を飾った池田勇太は、「先週から調子はいいよ。2週連続とか意識していないし、自然体でいる感じ。ゴルフの調子もいいし、気負いはない」と、クラブ調整に勤しみ、早めにホテルに戻った。
沖縄開催で注目を集めるのが宮里聖志と優作の兄弟。兄の聖志は、2004年にツアー初優勝を果たした思い出の地が、ここ那覇ゴルフ倶楽部。しかし、日本オープン用にセッティングが施された那覇GCは、「超難しいです。こんなに変わるかなというくらい」と甘美な思い出に浸らせてくれそうにはない。「フェアウェイも広くないし、風も強い。ラフもすごく伸びていて、グリーンも仕上がっている」と警戒心ばかりが口をつく。それでも、「相性は良いコースなので、良い意味で勘違いして自信を持ってやりたい」と地元での2勝目を狙う。一方、弟の優作は、九州オープンでの成績で本選出場を得た。「どちらかというと、出場できることに喜びを感じている」と控えめ。「一言でいうと、修行している感じ。いつもの那覇GCとは全く違う。仕上がっていますね」とコースの印象は兄弟そろって、同じようだ。他にも沖縄勢ではシニアツアーでも活躍を続ける友利勝良、アマチュアでは日本アマメダリストの富村真治、同ランナーアップの比嘉一貴も出場する。彼ら沖縄勢の活躍が、初の日本オープン開催を盛り上げる要因になることは間違いない。
もうひとつゴルフファンに嬉しいのが青木功、尾崎将司、中嶋常幸の日本ゴルフ界発展に大きな貢献を果たしたAONが揃って出場することだ。前半2日間は、このAONが2005年大会以来の同組でプレーが実現する。青木が「沖縄復帰40周年で3人でプレーするのは7年ぶり。この組み合わせは最後かもしれないし、そういう意味で楽しみ」といえば、中嶋も「この組み合わせは最後だ。この後はない。でも、3人で回るのは楽しいよ」と若々しい笑顔で明日の開幕を心待ちにしている。「沖縄復帰40周年の記念大会に自分たちも花を添えたい」と、沖縄のゴルフファンにレジェンドの美技を見せる心づもりだ。尾崎も「あの2人に勝っても予選落ちしたら意味ない。でも、あの2人の前で良いプレーを見せてやりたいという気持ちはある」と終生のライバルとの組合せを楽しみにしている。
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