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| | | | | | 日本オープンは、(財)上月スポーツ・教育 財団の助成を受けています。 |
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ナショナルオープンが、初めて沖縄県で開催される。
沖縄県は本土復帰40周年にあたり、幾多の記念イベントを実施している。日本オープンもそうした記念事業の一環としての開催決定となった。舞台となる那覇ゴルフ倶楽部は、太平洋を望む美しい景観のコースとして知られている。大小の池と白砂のバンカー、そして、なによりもコースを吹き抜ける風が選手たちを惑わせることになる。
沖縄県での初の開催とあって、地元の期待は宮里聖志、優作兄弟に注がれる。兄の聖志は、ツアーで1勝している。その優勝は、沖縄県で行われたアジアジャパン沖縄オープンで2004年のことだった。優作は、大器といわれながら未勝利だが、日本オープンではアマチュア時代に2年連続ローアマチュアを獲得している。ローアマチュアからオープン覇者へ。地の利を考慮すれば、今年は絶好のチャンスであろう。それだけに、なおさら期待が高まる。
青木功、尾崎将司、中嶋常幸。いわずと知れたAONが特別承認でそろい踏みする。AONの存在が、どれだけゴルフ人気を高め、支えてきたか。この3選手に加えて、一昨年の日本シニアオープンゴルフ選手権で優勝した倉本昌弘も、その資格で出場する。 |
青木は8月に70歳になった。60代の尾崎将司、そして50代の中嶋、倉本、尾崎直道が年代ピラミッドの頂点に君臨する。その下には藤田寛之、谷口徹の強力40代コンビがいる。
「日本オープンのタイトルは、自分にとっての大きな夢のひとつ」という藤田は、今シーズン早々に2勝、さらに9月のANAオープンの優勝を加えて40歳になってからの優勝回数を7度に伸ばした。飽くなき探求心で「自分のゴルフは、まだ成長過程にある」と不断の努力を惜しまない姿勢を貫きとおしている。
谷口にはビッグタイトルほど燃えるという闘争心をいまなお集中力に替えるモチベーションとしている。目標にするトーナメントに体・技・心を合わせてピークにもってくる調整法は、谷口の身上といってもいい。大会3勝目に照準を合わせて臨んでくるのは間違いない。
30代を代表するのは谷原秀人か。ここ数年肩、背中を痛めて思うようなゴルフができないでいたが、今シーズンは、体調も整い、歯切れのよいスウィング、コントロール精度の高いショットが戻ってしばしば優勝争いに顔をだしている。 |
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