2012年度(第77回)日本オープンゴルフ選手権競技
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大会のみどころ 初開催の沖縄で世代を超えた熱戦が繰り広げられる・塩原 義雄(JGAオフィシャルライター)
初の沖縄開催で期待が集まる宮里兄弟
ナショナルオープンが、初めて沖縄県で開催される。
沖縄県は本土復帰40周年にあたり、幾多の記念イベントを実施している。日本オープンもそうした記念事業の一環としての開催決定となった。舞台となる那覇ゴルフ倶楽部は、太平洋を望む美しい景観のコースとして知られている。大小の池と白砂のバンカー、そして、なによりもコースを吹き抜ける風が選手たちを惑わせることになる。

沖縄県での初の開催とあって、地元の期待は宮里聖志、優作兄弟に注がれる。兄の聖志は、ツアーで1勝している。その優勝は、沖縄県で行われたアジアジャパン沖縄オープンで2004年のことだった。優作は、大器といわれながら未勝利だが、日本オープンではアマチュア時代に2年連続ローアマチュアを獲得している。ローアマチュアからオープン覇者へ。地の利を考慮すれば、今年は絶好のチャンスであろう。それだけに、なおさら期待が高まる。
10代からゴールデンエイジのAONまでの世代を越えた熱戦
青木功、尾崎将司、中嶋常幸。いわずと知れたAONが特別承認でそろい踏みする。AONの存在が、どれだけゴルフ人気を高め、支えてきたか。この3選手に加えて、一昨年の日本シニアオープンゴルフ選手権で優勝した倉本昌弘も、その資格で出場する。
青木は8月に70歳になった。60代の尾崎将司、そして50代の中嶋、倉本、尾崎直道が年代ピラミッドの頂点に君臨する。その下には藤田寛之、谷口徹の強力40代コンビがいる。

「日本オープンのタイトルは、自分にとっての大きな夢のひとつ」という藤田は、今シーズン早々に2勝、さらに9月のANAオープンの優勝を加えて40歳になってからの優勝回数を7度に伸ばした。飽くなき探求心で「自分のゴルフは、まだ成長過程にある」と不断の努力を惜しまない姿勢を貫きとおしている。
谷口にはビッグタイトルほど燃えるという闘争心をいまなお集中力に替えるモチベーションとしている。目標にするトーナメントに体・技・心を合わせてピークにもってくる調整法は、谷口の身上といってもいい。大会3勝目に照準を合わせて臨んでくるのは間違いない。

30代を代表するのは谷原秀人か。ここ数年肩、背中を痛めて思うようなゴルフができないでいたが、今シーズンは、体調も整い、歯切れのよいスウィング、コントロール精度の高いショットが戻ってしばしば優勝争いに顔をだしている。

20代には、ツアー優勝を果たした有力選手が目白押し

20代には、石川遼、池田勇太、薗田峻輔はじめルーキーでツアー優勝を果たした藤本佳則ら有力選手が目白押しだ。
その中で忘れてはならないのが、アマチュアの松山英樹である。アジアアマ優勝そしてマスターズではローアマチュア。昨年はその勢いのままツアー競技でもプロを抑えて優勝をさらった。日本オープンでは一昨年大会で全体の3位タイでローアマチュアに輝いている。今大会でもローアマチュアというより、一気にオープン覇者の座を意識しての出場となる。勢いに乗ったら、手が付けられないほどの爆発力が魅力だ。昨年までJGAナショナルチームのメンバーだった川村昌弘は、プロ新人の19歳と3か月。優勝すれば、第2回大会の浅見緑蔵の記録として残る最年少優勝(19歳と10か月)を塗り替える。
石川遼・松山英樹・池田勇太・I・J・ジャン
藤本佳則・川村昌弘
韓国選手の3連覇を阻止するのは?
2010年の金庚泰、昨年の裵相文と韓国選手が連覇中の日本オープン。金は愛知カンツリー倶楽部で最終ラウンドに64のコースレコードをマークしての大逆転優勝。そして昨年の鷹之台カンツリー倶楽部での激戦をプレーオフの末に制したのが裵相文だった。両選手とも、日本オープンを制した勢いで、その年の日本ツアー賞金王の座へと駆け上っていった。

今年もツアーではここまでI・J・ジャン、J・チョイ、李京勲、金亨成、金庚泰と5選手が優勝している。韓国勢の3連覇はなるのか。阻止するのは誰か。この戦いからも目を離せない。
藤本佳則・川村昌弘
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