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【宮里優作が69をマークして3位タイに浮上】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi & Y.Watanabe |
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「沖縄のみなさんに喜んでもらえるように、いいゴルフをお見せしたい」と、決意を胸に第2ラウンドに臨んだ宮里優作が、言葉通りの好プレーを展開し、2アンダーパーの69をマークして前日の46位タイから 3位タイグループに急浮上した。10番ホールからのスタートで11、14番とボギーが先行したが、ここからの粘りがみごとだった。15、16番の連続バーディで、この日イーブンパーに戻すと、後半の9ホールを2バーディにまとめての69で通算5オーバーパー、優勝戦線に食い込んできた。
「ショット自体は、完調とはいえない状態なんですけど、パッティングに救われましたね。粘れました。アンダーパーでラウンドできたことに
も満足しています。今日は知人や親戚の人たちも応援に駆け付けてくれていたので、ヘタなスコアは出せないぞって思っていたので…」。
後半の9ホールは2番、9番の2バーディで残りのホールはすべてパーセーブだった。7番では6メートルものパーパットを沈めてしのぐシーンもあった。こんな宮里のゴルフを同じ組でラウンドした石川遼は、こう語っていた。
「リカバリーが凄かった。ミスしたときに気持ちを早く切り替えて、次のショット、次のパットと集中を強めていく。今日の優作さんのゴルフは、僕にとってもものすごく参考になりました」。
この段階では石川は12オーバーパーで、カットラインぎりぎりのところにいた。だから「もし、残れるとすれば…」という注釈つきで、さらに言葉をつないだ。「粘って、チャンスを生かして4バーディを目標にしたい」。
4バーディで2ボギー。石川が口にした目標は、まさに、今日の宮里優作のゴルフであり、スコアであった。
今年は、オフを利用してアジアンツアーを転戦した。「日本の男子ツアーが5カ月ぐらい空くから試合勘を出すことと、アジアのツアー、ゴルフも見てみたかったので…」というのが、その理由だった。転戦したアジアンツアーの舞台には、那覇GCのティフトン芝に似たラフのコースもあったという。「ここで、そのときの感触や打ち方が蘇ってきた」というメリットもあった。
「グリーンに乗らなくても手前から転がりを計算して寄せる。スピンのきいたショットを打とうとすると、(距離の)ミスしますからね、このラフは」。
宮里の攻略法は第2ラウンドにして具体的になってきたようだ。
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