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【J・パグンサンがベストスコア70で2位タイ】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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褐色の肌に真っ白な歯が印象的なパグンサン。フィリピンのプロである。第3ラウンドは、白い歯を一際目立たせる笑顔のラウンドだった。1番パー4をバーディ発進し、2番をボギーにしたものの6番パー5ではロフト19度のハイブリットクラブを使って15メートルに2オンさせ、このロングパットをねじこむイーグルをマークした。10番パー5は、さらに近くに2オンし「ふたつ目のイーグルを狙ったものの、カップ際で風に方向を変えられて」のバーディだった。この時点で、最終組の平塚哲二とトップに並んだ。この後、2ボギーで通算5オーバーパーとなったが、第3ラウンドの70は、出場選手中のベストスコアで2位タイと絶好の位置についた。
昨年のアジアンツアー賞金王。今年はアジアパシフィック・パナソニックオープン5位の資格での日本オープン出場となった。アジアンツアーで、ティフトン芝にも慣れているのだろうか。それを確かめると、パグンサンはちょっと首を傾げた。「似ているような気もするけど、ちょっと違う。だから、それが自分に有利な材料になっているとは思わない」。それより、ラフに打ち込んでも「ポジティブな姿勢を崩さずに、常にグリーンを狙っていくようにしている」この積極策がパグンサンのゴルフスタイルといえる。
明日の最終ラウンドは、平塚哲二と最終組での直接対決になる。ここでも強気の発言が聞けた。
「この3日間で優勝への自信がついたし、チャンスがあるなら、そのチャンスを逃さないようにしたい」。
15歳でゴルフを始め、20代後半までアマチュアとしてプレーし、06年にプロ転向した34歳。168センチ、62キロの体でシャープなスウィングから風に強いショットを繰り出す。日本選手にとって最終ラウンドの強敵となりそうだ。
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