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【松山英樹が全体の7位タイで2年ぶり2度目のローアマチュアに】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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愛知カンツリー倶楽部で行われた2010年の日本オープン。松山はキム・キョンテ、武藤俊憲との優勝争いを演じた末に3位でローアマチュアになった。以来、松山にとっての日本オープンはローアマチュアではなく優勝を目標に設定するトーナメントとなった。
世界アマチュアゴルフチーム選手権から急ぎ帰国して乗り込んできた沖縄。もちろん優勝を強く意識して練習ラウンドにも熱を込めた。そのときに気づいたのが、ショットとパッティングの違和感であった。
「アイアンショットは、まずまずでしたが、ドライバーショットのリズムが乱れているのと、世界アマでも克服できなかったパッティングの不安が、まだ残った状態でした」。
ふ
たつの違和感を引きずったまま試合は始まってしまった。第1日の78、第2日の75というスコアが、松山の状態を物語っていた。第3日の74で、ちょっと落ち着き、今日は、ようやく自分本来のゴルフができた。
「1、2番の連続バーディで流れに乗れたし、アイアンショットでバーディチャンスもかなり作れた」。
14番で1メートルにつけて、この日4つ目のバーディを奪い、通算11オーバーパーにまでスコアを取り戻したところで、スコアボードを見ながら、ちらっと考えていた。
「いや、ちょっとバカなことを考えていたんです。残り4ホールを全部バーディにしたら、ひょっとして…なんてね。そしたら連続ボギーがきてしまいました。甘いですね」。
2年ぶり2度目のローアマチュアといっても、喜びはなかった。それよりも、この4日間の戦いで得た収穫について口にした。
「今朝起きたら腕が張っていて、どうしたのかって思い返したら3日間深いラフとの闘いが原因だと思いました。(日本オープンばかりでなく)こういうタフな設定のコースでの試合を戦い抜くには、自分の腕の力が足りないということですよね。もっと鍛える必要性を感じました。それと、きょうは、ちょっとしたきっかけがあって、昨日までよりショットがよくなったので、それを忘れることなく持続させていかなければならないとも思いました」。
最終ラウンドはベストスコアタイの70。「こういうスコアがでれば、必ず上にいけるので、最初から、こういうスコアを出したかった」。
2012年日本オープンは終わった。松山は、ホールアウトすると、すぐに3連覇がかかる11月1日からのアジアアマに向けて気持ちを切り替えていた。
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