2012年度(第77回)日本オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【地元優勝を期待された宮里優作は4位タイ】
第4日 競技報告:塩原義雄    写真:Gary Kobayashi & Y.Watanabe
沖縄生まれの宮里優作にとって、今大会は、いわばホストプロとして迎えた日本オープンだった。地元ファンの期待に応え、日本オープンを盛り上げること。それをずっと意識していた。
「ラウンド中は、ギャラリーの声援が多く、気持ちも切らさずにプレーできました。最後でトリプルボギーを打ってしまったのは残念ですけど、全体的には良かったと思います」。

最終18番ホールのトリプルボギーは、宮里の胸算用が裏目にでた結果だった。「あそこまで通算9オーバーパーだったでしょ。最後をバーディで締めれば8オーバーパーで終われる。もしかすると、プレーオフという展開もあるのではないかと考えていたんです」。
バンカーからの
第2打で花道からのフックボールをイメージしてピンを狙った。このショットがバンカーのアゴに当たって大きなトラブルを招いてしまったのだ。最後の勝負をかけた結果なので、受け入れるしかない。大会を盛り上げるというホストプロとしての役割は、ある程度果たせた。宮里は、それを気持ちの落としどころにしていた。

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