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【終盤に崩れたパグンサンが2位】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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16番ホールまでは、J・パグンサンがサバイバルレースを自分のペースにコントロールしていた。トーナメントリーダーとして迎えた16番、短いラフからの第2打をピン横2メートルにつけ、軽いフックラインのバーディパットを落ち着いて沈めた。これで通算6オーバーパー。2位に2打差をつける事実上のウィニングパットであるかのように見えた。しかし、パグンサンの日本オープンは、ここから急に暗転する。
続く17番パー3ホール。ピンは池越えの右奥に立っていた。2打のリードとなっていたパグンサンは、グリーンセンターを狙ってのショットを打ち出した。それが、直後に強まった左からの風に押されて、池の広がる右サイドに。グリ
ーンからの傾斜に落ちたボールは、そのまま池に転がり落ちていった。前日は、やはり流れに乗っていた小田孔明が、同じルートで池に転がり落としている。パグンサンは、振り返った。
「16番までは、自分でも納得できるプレーができていたし、17番も落下する30ヤード手前まではイメージしたラインに飛んでいっていた。でも突然の強風にあおられて右の池に転がり落ちてしまった。運がなかった。そういうしかない最悪の結果だった」。
18番パー4で先にバンカーからパーセーブし、通算8オーバーパーでホールアウトしていた久保谷健一と、この段階でトップに並んでいた。そして迎えた最終18番ホール。パグンサンは左エッジにボールがすっぽりと埋まった深いラフから1.5メートルほどに寄せた。決めればプレーオフ、外せば負け。結果は後者だった。終盤の2ホールだけで3オーバーパー。パグンサンには、痛すぎるミスであった。
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