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【宮里藍は4番の4パットで56位タイと出遅れ】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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えっ、これって結局いくつになるの?
取り囲んだギャラリーを呆然とさせたのは3番(パー5)での宮里藍だった。ティーショットを右ラフに打ち込んだのが、ことの始まりだった。6番アイアンの第2打は左ラフへ。深い芝生に邪魔をされてピンまで175ヤードをユーティリティーで狙った3打目もグリーンに届かず、4打目もラフから5メートルに乗せただけだった。ここまでが、このホールでの第一幕だった。
そして、グリーン上に第二幕が待っていた。ファーストパットはホールの横を通過して1メートルほどオーバーしたところで止まった。セカンドパットもまたカップを通過して40センチほどオーバーし、その40センチを「お先に」ス
タイルで打ってカップの縁に跳ねられた。4オンで、なんと4パットの「8」。前ホールのボギーと合わせて、わずか2ホールで4オーバーパーと乱れた。
「集中力が散漫になってしまって…。なんだかボーっとしながらパッティングしてしまいました」。
前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの最終ラウンド、単独トップに立って迎えた終盤でカラー部分から4パットして優勝を逸したが、この日の3番ホールはデジャヴであったようなできごとだった。
「次のホールに向かうときミック(キャディー)に“まだ69ホールもあるから、ひとつずつ取り返していこう”と言われて、気持ちの切り替えができました」。
それが5、7番のバーディにつながったのだが、後半、また集中力が消えてしまったという。
「アメリカでも難しいコースでプレーするとき、集中力が散漫になるのを何回か経験したことがあります。パッティングのストロークテンポが、ちょっと速いな…という自覚もあったのですが、修正し切れませんでした」。
救いは、まだ第1ラウンドだったこと。「この後、練習グリーンで自分のテンポを取り戻して明日からのプレーに備えます。まだ挽回できると思います」。
新しいパターのフィーリングが、まだ自分のものになっていないという面もありそうだが、宮里は、ミスをクラブのせいにはしなかった。
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