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【佐伯三貴は「静かな気持ちでプレーできた」】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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故障あがりながら今季2勝を挙げている佐伯三貴。日本女子オープンには特別な思いを抱いてきた。「やっぱりナショナルオープンですから、このタイトルを獲得してこそ一人前という気持ちがありますから」。それで、意気込みが大会中のどこかで空回りするのが、これまでのパターンだったという。
「でも、今回は自分でも不思議に思うほど静かな気持ちで、落ち着いてプレーできている。練習ラウンドからの流れで自然に本番でもスタートティーに立てました」。
10番からのスタートでボギーが先行した。11番(パー5)だ。第3打をグリーン右にはずし、アプローチショットも寄せ切れずに叩いたボギーであった。このミスを13、14
番の連続バーディで取り返した。13番は第2打を2メートルに寄せた。14番パー3(186ヤード)では4番ユーティリティーで3メートルにつけた。
「練習ラウンドのときの印象が、“フェアなコースセッティングだな”というものでした。我慢を強いられる状況もあれば、挑戦させてくれるロケーションもある。全てはプレーヤーの責任で、どういう結果も素直に受け入れられるコースになっていると感じたのです」。
入れ込み過ぎず、ポジティブに走ることもなく、自分のゴルフを静かに続けていく。「悪天候にならない限り、1日1アンダーパーか2アンダーパーを積み上げていく」。そんな目標設定も、できあがっていた。
16番(パー4)で7メートルを3パットして2つ目のボギーにしたものの、続く17番(パー3)のバーディですぐに取り戻す。2番のボギーは3、4番の連続バーディで“倍返し”する。そして、あとはパーを続けての2アンダーパー、70でホールアウトした。
「もっと(スコアを)伸ばせた? いえ、チャンスはバーディをとったホール以外にも2回はありましたけど、厳しいパーセーブもあったので、今日のゴルフはスコア以上でも、以下でもなく、額面通りと自己評価できます」。
最終ラウンドのバックナインを迎えるまで、佐伯は「今日みたいな静かな気持ちでのプレーを続けたい」と、これまた静かに戦略を練っている。
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