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【中学生の松原由美が最年少予選突破で優勝争いにも】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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国体ゴルフ競技で大阪の団体優勝に貢献した松原由美は、その足で日本女子オープンの会場に乗り込んできた。14歳の中学3年生だが、その実力は高く評価されている。今年は6月の日本女子アマチュアゴルフ選手権で決勝まで勝ち上がり、森田遙を追い込んだものの終盤に追いつかれ、エキストラホールで惜敗してのランナーアップとなった。
8月には日本ジュニアゴルフ選手権の12~14歳部門を連覇、全米女子アマにも挑戦し、クォリファイラウンドを大会記録更新してのメダリストの栄誉もつかんだ。目下日本女子アマチュアランキングで1位になっている。
本選手権でも、ひとつの記録を塗り替えた。14歳224日にしての予選通過
は、2010年大会の柏原明日架の14歳244日を更新した。第1ラウンドが2オ-バーパーの74。そして今日は1アンダーパーの71にスコアをまとめて、2日間通算1オーバーパー。
全体でもトップ10にその名前がある。第2ラウンドは10番からのスタートで15番でのボギーが先行したが18番で5メートルを沈めて取り返した。「ホールまでちょうど尾根のようになっていて、どちらに切れるかわからない難しいラインだったのですが、うまく決まってくれました。打った瞬間に“あっ、強いかな…”という感じだったのですが、ボールはそのままカップに飛び込んでいきました。外れていたら2メートルぐらいはオーバーしていたでしょうね。ラッキーでもありました」。
ジュニア世代の選手としては珍しく長尺パターを使っている。レギュラーサイズのモデルも使うが、このところ長尺パターでのストロークに安定感があるということで愛用している。
後半は正確なショットで6、8番とバーディを奪い、最終ホールとなった9番では、右林に打ち込んだあと、4オンとなり、はずせばダブルボギーとなる2メートルを決めてボギーにしのいでみせた。
コンパクトなトップスウィングから振り抜くドライバーショットの飛距離は250ヤード。強い弾道を武器にしている。小学生で始めた水泳は、中学では水泳部所属となり、いまでも続けている。骨格の大きさ、筋力の強さは、水泳で培われてきたようだ。
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