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【通算7オーバーパーで18位タイの松原由美が史上最年少ローアマチュアを獲得】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi |
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注目のローアマチュア争いは、14歳の中学3年生、松原由美が通算7オーバーパー(全体の18位タイ)で森田遙に2打差をつけて栄誉を手にした。史上最年少ローアマチュアの誕生だった。
連続ボギーのスタートで、優勝争い同様、こちらも大混戦になるかと思われたが、4番ホールのバーディで気持ちを切り替えられたという松原が6番からは3連続バーディを奪ってリードを広げた。
「フェアウェイからのアイアンショットが、すごくピンに寄ってくれて流れに乗れました」。
6番は3メートル、7番(パー3)ホールでは2メートル、さらに8番(パー5)ホールはピンまで60ヤードの第3打をロフト60度のウェッジで50センチにぴ
たりと寄せての3連続バーディであった。
「他の(アマチュア)選手のことはわかりませんでした。途中のスコアボードにも、誰の名前も載っていなかったので、ひたすら自分のプレーに専念していました。最年少ローアマチュアですか? 最年少予選通過という記録も知らなかったので、そのことはまったく意識しませんでした。それがよかったのかもしれません」。
ローアマチュアの栄誉よりも、若い松原にとっては、「今後に向けての新たな課題が見つかったことの方がうれしい」と言う。「こういう難しいセッティングの中で最終ラウンドに5バーディを奪えたことは、ちょっと自信になるかもしれませんが、それよりも4ボギーもあったことの方を問題にしたい。もっとドライバーショットの精度を高め、ラフからのショットやアプローチショットで引き出しを増やさないといけない。将来、この舞台で優勝できるようになるためにも、見つけ出した課題をひとつひとつクリアさせなければいけないとコースに教えられました」。
この14歳は、あくまでも冷静に結果を受け止めていた。
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