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【「メジャー大会は楽しい」と金亨成がトップタイ】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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「難しいコース、セッティングの方が楽しい」と金亨成はいう。ただし、条件がひとつある。それは、「自分のゴルフの調子がよければ」というものだ。金は、十分すぎるほど楽しんでプレーしているように見えた。
「はい。今日は、全部いい感じでしたから。ドライバーは飛ぶし、曲がらない。ラフから打ったホール?記憶にありません。パッティングも、入れるべき距離は全部入ったうえに、おまけみたいなラッキーで入ったのもありました。まあ、やることなすこと、全てがうまくいきましたね」。実際には数度ラフに打ち込んでいるのだが、そんなことはどこかに置き忘れてしまうほど気持ちよくスウィングできていたということだろう。
今週は
、ずっとパッティング練習を続けてきたという。ショットの好調さに比べて、パッティングが決まらないことに、フラストレーションを溜めていた。金にとっての一番のストレス解消法は、納得できるようになるまで練習することだ。練習を続けているうちに何かに気づくこともあれば、実践で試したくなるポイントをつかむこともある。金の場合、日本オープンの速いグリーンを想定して、ホールの手前縁に止める練習を繰り返してタッチをつかみ、そこからホールに届くまでタッチを調整することで、対応策としていた。これが、本番でのライン設定、ストロークの大きさ、ヒットの強さを呼び覚ましたのであろう。
イメージと結果が合えば、楽しくないわけがない。5バーディでボギーはゼロ。「優勝を考えるより、この楽しさが続くように明日からも頑張ります」。
ノーボギーのゴルフをどこまで続ける気なのであろうか。
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