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【4打差9位タイの深堀は「自分を受け止めて、精一杯やりたい」】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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難しいセッティングになると、ゴルフゲームの経験値、積み重ねが生かされる場面がある。ゴルフゲームが、単に飛距離やショットの精度だけで競われる競技ではなく、感性や経験値、あるいは五感といったメンタル面も大きな比率で融合しあって形成されるという総合力が問われる。
深堀圭一郎が第1ラウンドのコメントで「どんな状態でも受け止めてやろうと思って、精神的に落ち着いてやれました。年齢が高くなると自分を受け止めて、どう対処するかを考えながらやっています。このトーナメントはそれが特に必要になってくる事ですし、流れを崩すと取り返しがつかなくなる ので、冷静に精一杯やりたいと思います」と語ったのは、そのことを言
いたかったのだろう。
68の3アンダーパーでスタートした第2ラウンド。10番からスタートしていきなりバーディ。16番でもバーディと通算5アンダーパーでターンしたのだが、 難易度2番目の3番でボギーとして流れが止まってしまった。「いいショットなどもありつつも、グリーン上でのスパイクマークによって荒れている箇所にボールが弾かれるなどの苦しい展開もありました。でも、全体的には内容が悪くないゴルフなので…」という。この日71のパープレーで終了し、通算3アンダーパーで上位グループに位置している。
「もちろん反省点もあります。敢えて言えば、最後(9番)のボギーは、もったいなかったですね。欲張りすぎたのかも知れませんね。明日への反省要素ですね」と淡々と答える。
このコースは「学生時代からお世話になっているコース。素晴らしいコースセッティングだと思います」と相性の良さをアピールしているのは、自分自身に「やれる」と言い聞かせているからかも知れない。
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