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【オーストラリアのS.ストレンジが持ち前のステディーさで3位に】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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スコット・ストレンジ。日本ではあまり馴染のない選手だ。オーストラリアでプロになり、アジアツアーを主戦場にしてきた。その流れで日本ツアーにもこれまで5試合に出場している。36歳、182センチ、78キロ。
「僕のドライバーショットの飛距離は平均以下かもしれない。ティーインググラウンドからグリーン上でのプレーまで全てをステディーにするタイプ」というのがストレンジの自己紹介であった。
言葉どおりに堅実なプレーを続け、5バーディ・1ボギーの67をマークして単独3位に浮上してきた。「最初のホールでつまずきはしたけど、全体的にはバランスよくプレーできた。ショット、パットともにフィーリングが出ていて、
納得のいく1日だった」。
トップの小田に4打差で迎える最終ラウンドに向けて、どんなゴルフをしようとしているのか。ストレンジは冷静な表情、口調を崩すことなく、即答してくれた。
「これほど大きな大会、難しいセッティングだと、結果は、誰にも予測できないと思う。その上、明日は雨の中でのラウンドになるだろうから、飛距離のアドバンテージだけでなく、方向と距離ともに正確さが要求されるはず。それこそ自分の好きなスタイルのゴルフだ。今日の流れを、明日の最終ホールまで持って行けるように、しっかり食事をとって、沢山寝て、楽しみな1日にしたいね」。
ステディーさが決め手になるような状況、展開になれば、このストレンジは意外な伏兵になるかもしれない。
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