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【2位に終わった小田孔明は言葉少なに最終ラウンドを振り返った】 |
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第5日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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単独トップでスタートした小田孔明だったが、高校時代の2学年先輩だった小林正則に逆転されて2位に終わった。2007年大会(相模原GC・東コース)のリベンジもならず、ホールアウト後には、しばらく声もでなかった。
「話すようなことはないですよ。小林先輩が上手かった。自分でスコアを落としちゃ勝てないですよね」。
ここから、またしばらく沈黙が続いた。3日目まで勢いもあった。流れもつかんでいたように見えた。前日の雨で文字通りに水を差されたのであろうか。
「そんなの、関係ないよ」。
敗因となってしまったのは…。ここでは、話が続いた。「肝心なところでパットが入らなかったし、ちょっと曲げ
たショットで(ボールが)木の根っこ近くについてしまったり…。運もなかった。朝からショットもパットも調子は悪くなかったけど、それでも勝てないのが日本オープンなんですよね」。
そして、また沈黙。この妙な間が小田のショックを何よりも雄弁に物語っていた。そこから、話が続く。「このリベンジは、残りのどこかの試合で必ず果たすつもりです」。最後だけは、ちょっと声のトーンを上げた。
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