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【ローアマチュア獲得の小浦はアジアアマ制覇に照準を合わす】 |
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第5日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:G.Kobayashi / Y.Watanabe |
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セカンドアマの平井神人に7打リードしてローアマに輝いた(全体で26位タイ)小浦和也は、それでも嬉しさ半分の心境だった。それは大会前に 「ローアマと全体で15位以内」という目標の半分しか達成できていなかったからだ。小浦は振り返る。「16番と17番のボギー(を叩いてしまったこと)が、まだまだだなという感じです。最終日の後半にスコアを伸ばせないようでは、プロになって勝てないと思うので悔しいです」と語った。
1番からずっと7番までパープレーが続き、8番でボギー。すかさず9番でバーディと耐えて後半へ向かった。10番、ボギー。14番バーディとここまでは、耐え忍ぶパープレー。ところが小浦の言うとおり、
16、17番の連続ボギーが痛い。
それが反省材料という気持ちがよく理解できる。
小浦は、現在専修大学3年生。プロ転向を視野においたコメントだった。それでも大学生活の中での目標が「日本オープンのローアマチュアを獲ることだったので、それが達成できたことは、もちろん光栄で、嬉しいです」と、まだ童顔が残る笑顔を見せた。
「今日(最終ラウンド)の収穫は、3日間は我慢のゴルフができたことですね」と、あと一息という自分の成長も評価していた。
次なる目標は、明日、中国へ出発する。アジアアマチュアゴルフ選手権の出場である。いまのアマチュア選手たちの目標は、日本での実績ばかりでなく、同選手権に出場して優勝し、松山英樹が辿ったようにマスターズ出場の切符を手にすることである。
「ああいう風になれたらいいと思います。僕自身も調子がいいし、アジアアマでもいいプレーができたらいいなと思います」と、小浦選手は、あくま でも前向き姿勢だ。
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