2017年度(第27回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
Championship Reports
競技報告
【66をマークするも「流れに乗り切れなかった」と真板潔】
第2日 競技報告:塩原義雄    写真:Yoshitaka Watanabe
「(スコアボードの)1番上にとんでもないスコアの人がいたから、少なくとも2ケタアンダーパーにもっていかないと面白くならないと思っていたんですよ」ホールアウト後に、ちょっと口惜しそうに切り出したのは真板潔だった。とんでもないスコアというのは、もちろんプラヤド・マークセンの通算18アンダーパー。午後組の真板は、この数字を見てからのスタートだった。この時点で1アンダーパーからの追撃である。「それこそ気の遠くなるような差ではあるけど、こっちが彼を上回る大爆発をすれば、後半のラウンドでの勝負に持ち込める。そう思ってスタートしたんです」。

1、3、5番とバーディを重ね、流れを作り出したかに見えた。そ
れを変えてしまったのが8、9番ホールだった。8番(パー5)は2メートル、9番(パー4)は1.5メートルと絶好のバーディチャンスだったのだが、ボールは、いずれもカップ横を通り抜けてしまった。そして、12番ホールの3パット。真板は気を取り直して13番から3連続バーディ、さらに17番ホールでもバーディを奪ったが、この日66止まりだった。14番のチップイン、15番(パー5)の2オン2パットなど見せ場もあったが、当人にしてみれば、やりそこねた思いのラウンドではあった。
「8、9番を決めていれば、そのまま突っ走って、それこそ夢の50台なんてことがあったかもしれない。自分でブレーキを掛けてしまったのが悔しい」。

右ヒザに水が溜まり、それを抜きながらのゴルフが続いている。今週は、痛みを感じない。だから、思い切ったスウィングができるし、攻めの気持ちを前面に出していける。今シーズンのシニアツアー開幕戦だった4月のノジマチャンピオンカップ箱根シニアで通算8アンダーパーで並んだ井戸木鴻樹をプレーオフでくだしてツアー6勝目を挙げた。このときの感触が戻ってきていることを自覚しながらの第2ラウンドのプレーだった。それだけに、途中の取りこぼしが、悔やまれたのであろう。

「天候がどうなるかわからないけど、明日からも気分は50台の大爆発でいきます。(マークセンを)追い詰めていかないと、盛り上がらないでしょうから。取りこぼしは禁物です。いきますよ」
最後は、自分に言い聞かせるようなセリフで締め括った。

その他の記事はこちら
戻る