2017年度(第27回)日本シニアオープンゴルフ選手権は16日、福岡県宮若市のザ・ゴルフクラシックゴルフ倶楽部で第3ラウンドを行った。台風接近の影響で時折雨が降る難しいコンディションとなったが、上位陣は老練の技を駆使し手堅いプレーを見せた。2位と8打差の単独首位プラヤド・マークセンはこの日、11番で大会初のボギー、14番ではダブルボギーを叩いたが、要所を締めるプレーで2つスコアを伸ばし、2008年大会で中嶋常幸が記録した54ホール大会最少スコアの15アンダーパーを5打更新する通算20アンダーパーまでスコアを伸ばして大会連覇に王手をかけた。
一方、この日マークセンを激しく追い上げたのが鈴木亨。前半こそ2バーディ、2ボギーのパープレーだったが、後半に入ると10,12番とバーディ、さらに15番から3連続バーディとし、マークセンとの差を5打差までつめた。このまま終われば、優勝の行方も分からなくなるところだったが、18番の第2打を大きくグリーンオーバー、斜面からのアプローチをミスして、4オン2パットのまさかのダブルボギーとなってしまった。このホールでバーディを獲ったマークセンとは8打差となってしまった。
また、この2人と最終組で回っていた尾崎直道は1番をバーディで発進するなど好調な滑り出しを見せたが、5番ホールを終了した時点で腰痛のため棄権。よもやの戦線離脱となった。
なお、明日17日の最終ラウンドは、当地に台風接近の予報があるため、17日朝6時に天候調査をしたうえで第4ラウンドの実施判断し、JGAホームページ・公式フェイスブックで発表します。
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