今年の関西オープンでアマチュアながら優勝争いを演じた久保田皓也は、6バーディ・1ボギーの5アンダーパー66をマークし、首位と3打差の4位タイにつけた。この日は1番で4メートルのバーディパットを決め、続く2番もバーディで好スタートを切った。8番も30センチ、9番2メートルとバーディチャンスにつけて楽々とバーディ。後半は「パットの距離感が悪くなってピンチを迎えた」ところもあり、12番ではボギー。しかし13番で6メートル、17番で2メートルのバーディパットを決めて、5アンダーパーでホールアウトした。「ショットが曲がっていたが、林まではいかない程度」だったので、スコアメイクをすることができた。「ほぼ1
00点」という内容だった。
関西オープンでは第3ラウンドに67をマークして、並み居るプロをしり目に単独首位に立った。最終ラウンドも出だしの4ホールで3バーディを奪い、「アマチュア優勝」のチャンスをつかみかけた。残念ながら後半に入ってダブルボギー2回でその芽を摘んでしまったが、ツアーでの優勝争いの経験は、大きなものとなったはずだ。
本人も関西オープン後に「長い目で見てこれからのことを考えて」体力の強化に重点を置いてきた。週5日、1日1時間から2時間くらいかけて「走り込みや体幹を強化するトレーニング」に時間を割いてきた。体力をつけるために、食べて体重を「70キロぐらいにしたい」が、もともと太る体質ではないために現在は65キロ。これを続けていくことで文字通り身についていくことだろう。
今年は関西アマチュアゴルフ選手権に優勝した。この大会も「優勝を目標にしているが、自分のできることをすべてやって、悔いのないように最後までやっていきたい」と実力者が虎視眈々とタイトルを狙っている。
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