吉行直人は本選手権初出場ながら「緊張することもなく、程よい緊張感の中で集中してプレーすることができた」と6アンダーパー65をマークして、首位と2打差の3位につけた。2番ホールで2メートルのバーディパットを決めると、4番では8メートル、6番2メートル、7番4メートル、9番は10センチと次々とバーディを奪い、前半は5アンダーパーの31で回った。
後半もこのままスコアを伸ばし続けたいところだったが、風が吹き始めたために「風の読み間違いで苦戦した」となかなかスコアを伸ばせなかった。逆に14番ホールでは1メートルのパーパットを外してしまい、ボギー。15、16番とバーディを獲って盛り返すも17番で再び1メートルのパーパットを外し、ボギーとしてしまった。
それでも最終18番ホールではきっちり3メートルのバーディパットを沈め、気分よくホールアウトした。「パットが良かった。ショートパットを外したところは、傾斜が強くて」仕方ない部分もあり気にしない。「今日は目標をパープレーに設定したのでうまくいきました。飛距離が出るほうではないので、フェアウェイに置いてチャンスを作る」プレースタイルで好結果に結びつけた。好位置でのプレーに明日も「スコアを意識せず、アンダーパーで回ることに徹底したい」と自分のコースマネジメントに徹する。
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