作田大地は、今年の中部学生ゴルフ選手権を勝った勢いをそのままに、この日も「パットが良く入ってくれた」と8バーディ・1ボギーの7アンダーパー64をマークし、首位と1打差の2位につけた。長いバーディパットは「6から7メートル」を2回、決めるなど中部学生を勝って上り調子でこの大会を迎えることができた。
ショットの調子がいいことから第1ラウンドから積極的に「ピンを狙って行った」。10番ホールからスタートし、11、12、15番とバーディを重ね、16番でこの日唯一のボギーを叩くも続く17番ですぐさまバーディを奪い返した。ハーフターンして2番のパー5(513ヤード)は2オンして2パットでバーディ、さらに4番から3連続バーディを決めて7アンダーパーでホールアウトした。「ショットの調子がいいので安定したラウンドができている。あとはパット次第でスコアを出すことができる」と不安材料はない。
日本学生には大学1年の時に出場しており、37位タイに入っている。昨年は中部学生で1打足らず、本選手権への出場を逃した。今年はその雪辱を中部学生優勝という最高の形で果たすことができた。本競技では「トータルでアンダーパーで回れれば十分」というが、次はぜひ日本学生での優勝を狙いたいところだ。
|