前日首位の桂川有人は「前半はショットの調子がまぁまぁよくて、パット勝負と思っていて、よく入ってくれていい流れで」いけた。10番ホールまでに4バーディを奪い、通算16アンダーパーまでスコアを伸ばした。しかし、「途中からショットが曲がりだし、うまくいかなくなった。やはりショットが曲がると難しい」と12番(パー3)ではグリーン右奥に外し、そこからアプローチを1.5メートルに寄せたものの、そのパットを外しボギーに。さらに15番ではティーショットを左に林に打ち込み、2打目は出すだけで3オン・2パットのボギー。結局通算14アンダーパーで首位の富本虎希と4打差の2位タイになった。
この日は最終組でのプレーだったが「スコアは考えないようにして、淡々とプレーしてバーディを4つ、5つ獲って、4アンダーパーか5アンダーパーで回れればいい」と考えていたが、「最後のほうは思うようにいかなかった」という結果になった。「全体的にショットがバラバラ」だったことが、昨日までのようにスコアを伸ばすことができなかった要因だ。
しかし、桂川は「まだ明日がある」と気落ちした様子はなかった。ここまでくれば「優勝しかないと思うので」勝ちに行く。「4アンダーパー、5アンダーパー」を目指して、逆転優勝を狙う。
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