2018年度(第51回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【3日間アンダーパーを続けている新垣比菜は「最終ラウンドも」】
第3日 競技報告:塩原義雄    写真:Y. Watanabe
70、71、70。新垣は、安定したスコアメイクで着実にスコアを伸ばしている。通算5アンダーパーは、6位タイと好位に着けて最終ラウンドを迎えることになった。第3ラウンドの前半は、3バーディを奪って通算6アンダーパーまでスコアを伸ばしたが、後半は1バーディ・2ボギーで前半の貯金を1打ロスしてのホールアウトだった。
「前半は、自分でいい流れを作れて、スコアを伸ばせましたが、後半は雨が強くなって、ナイスパーを積み重ねていこう…というゴルフになってしまいました。2ボギーはありましたが、ピンチでのナイスパーもありましたから、満足できる内容です。最終18番をバーディで締めくくれたのも、いい終わり方だったと
思います」。

トーナメント出場をここまで続けてきて―。「シーズン前半を終えたところあたりでは、予想以上に疲れが出てきて、ちょっと調子を落としていたのですが、後半になって、ところどころ休みを入れたり、練習を早く切り上げたりして、疲れないようにやっています。おかげで、調子もまた上向いてきて、この3週間は、優勝争いも含めてトップ10できているので、その流れのまま、この大会に入ってこられているという実感があります」。

最終ラウンドは、新たな楽しみが加わった。黄金世代と称される新垣が、同世代の旗手である畑岡と同じ組でラウンドすることになったのだ。「奈紗ちゃんと一緒にラウンドできるのは、本当に楽しみです。ジュニア時代から仲間意識があって、普段は友達、コースに出れば負けたくない相手という感じでした。同世代で、最終ラウンドを盛り上げたいと思います」
黄金世代の対決。確かに優勝争いに、もうひとつの楽しみが加わった。

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