第2ラウンドは、全ホールでプリファードライが採用された。“スルーザグリーンで芝草が短く刈ってある区域”に止まったボールは、マークして罰なしに拾い上げ、拭いてプレースできるという追加のローカルルールだ。それをスタート前に知ったマークセンは、ニッコリしていた。「第1ラウンドはフェアウェイにいったボールに泥がついていて、うまくコントロールできないホールがかなりあった。16番以外でもローカルルールが採用されれば、(第1ラウンドより)もっとバーディが取れると思う」。
その通りだった。1番からスタートして3、6、8番とバーディを奪い、後半も15、16番を連続バーディ。計5バーディ・2ボギーで第1ラウ
ンドの3オーバーパーからイーブンパーにまでスコアを戻してのホールアウトとなった。
「最終18番でドライバーショットを左ラフの深いところに打ち込んだのが気になったけど、それ以外は良い内容のゴルフだったと思う。明日は、最終ラウンドに優勝争いをできるポジションに自分を置くための大切なラウンドになる。しっかりとフェアウェイをキープしてできるだけ多くのチャンスを作っていきたい」
第1ラウンドは、3オーバーパーのスタートでおかんむりだったが、この68で通算イーブンパーに戻し、3連覇に望みをつなげたことでマークセンは、すっかり機嫌を取り戻していた。
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