「うーん」と唸りながらインタビューにやってきた。「ティーショットがねぇ」と、うなだれる。「本当にティーショットが悪かった。それに尽きますね。ボギーのほとんどの原因は、ティーショットのミスですね。そこで第2打を無理して狙うと、昨日のようにいい結果が得られないですから、問題は、フェアウェイにどれだけ(第1打を)乗せられるかですね」と言う。
出だし10番でいきなりボギーのあと、13、16番とバーディ。さらに折り返して1番でもバーディ。一時は、谷口と切迫したプレーが続いた。ところが、ティーショットの不安定さがスコアを縮めてくれなかった。3、6、7番でボギー。5、9番とバーディとし、結局1アンダー
パー、70でホールアウトした。
「練習場にいかないと……あれ、昨日も同じこと言ってますよね(笑)」残り2日間。「ティーショットの成否に尽きますね。これさえなんとかなれば……」と、それでも笑顔でクラブハウスに戻った。
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