2019年度(第84回)日本オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
toto
Facebook
Championship Reports
競技報告
【星野陸也はボギーフィッシュを悔やむも1打差2位】
第1日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Yoshitaka Watanabe
「いやー、悔しい!」と、記者たちの囲み取材の第一声を放ったのは、星野陸也だった。悔しいと唸った場面は、18番ホール(419ヤード・パー4)でのボギーである。残り127ヤード。52度のウェッジで放ったショットは、かすかにそれてグリーン右ラフに落ちた。そこから寄らずに6メートルのパーパットを外してのボギーである。星野は、そのときちょっとした集中力の欠如を反省していた。「もうあたりが暗くなっていた、日没間際。あー、サスペンデッドもあるかなぁ」と頭に過ぎった。そのほんのちょっとした隙を、ゴルフの神様は許してくれなかった。「15、17番のボギーは、まだ許せますけどねぇ」とため息をついた。

星野は、
前半の3番〜6番までを4連続バーディとした。誰もがスコアメイクに苦しんでいる中での4連続バーディは、出色だった。「前半は、風もなく、マネージメントもよくできていて、それにパッティングも入ってくれました」と、早々と4アンダーパーとして、後半に入り、すぐさま10番でもバーディ。5アンダーパーで首位に立った。3番(522ヤード・パー5)は、第2打を5番アイアンで、グリーン右奥のエッジ。イーグルもあるかなと思ったという。2パットのバーディ。4番(399ヤード・パー4)は、3番アイアンで刻んで、残り154ヤードを9番アイアンで3メートルのバーディ。5番(533ヤード・パー5)は、3番ウッドでフェアウェイに置き、第2打は、グリーン手前エッジのギリギリに落ちた。「今日のラッキーは、このホールですね。そのままバンカーに落ちてしまいそうな情況で、落ちずにラフでとどまってくれて3メートルに寄せてのバーディ。これが大きかったです」と振り返った。

後半の途中までは、マネージメント通りのゴルフができていたが、途中からドライバーショットが乱れ始めた。それが15、17番のボギーに繋がったという。
「このところ、実は、ずっと調子が悪かったんです。なんでだろうと分析して、まず、ボールを黒から赤に変えてみようと思ったんです。ずっと赤を使っていて、打感も好きで、でも、黒もいいからって使ってみたんですけど、打感重視に変えたこと。もうひとつは、やっぱり筋力が低下していたんですね。トレーニングは、それなりにこなしていたのですけど、自分が思った以上に筋力低下していたんです。それも、調子が悪かった原因ですね」筋力復元をし、どうしても獲りたい日本オープンに臨んだという。「やっぱり、日本のメジャーですからね。これに勝てば、また違う景色が見えるかも知れない」と言った。

終盤の3つのボギーで通算2アンダーパー。首位のB・ジョーンズとは、1打差で第2ラウンドへ向かう。「自分の中では、3アンダーパーか4アンダーパーで抑えたかったんですけどね。そのときに予想は、トップが5アンダーパーで、という設定でしたから、まずまずの滑り出しだと思います」と想定内で、第2ラウンドへ進めるという気持ちを含めていた。

「でもね。このコースは、奥が深いなと思いました。(練習ラウンドでは見えなかった景色が)行ってみて、初めて気がつくということがありましたからね」という古賀ゴルフ・クラブのコースを、72ホール、どうマネージメントできるかが楽しみである。

その他の記事はこちら
戻る