2019年度(第84回)日本オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【通算+1でC・キム選手が涙の逆転初優勝を飾る】
第4日 競技報告:JGA    写真:Yoshitaka Watanabe
優勝 C・キム
ローアマチュア
桂川有人、J・トンプソン、石坂友宏
2019年度(第84回)日本オープンゴルフ選手権は20日、第3ラウンドの残りと第4ラウンドを行った。
7時50分に再開した第3ラウンドを終えて、通算3アンダーパーで初優勝に前進した塩見好輝。最終ラウンドも緊張の中で前半を2バーディ・2ボギーで凌ぐと、後半はティーショットが左右にぶれてピンチの連続。しかし、これを神がかり的なショートゲームでしのぎ、13番(パー3)のバーディで初優勝に王手をかけたかと思われた。しかし、14番でダブルボギーを叩くと、15番でトリプルボギー、17番でも再びトリプルボギーを喫し優勝争いから脱落。変わって、4打差2位タイからスタートした堀川未来夢が16番を終えて通算イーブンパーと単独首位に立った。

その堀川に忍び寄ったのが、通算5オーバーパーの17位タイから最終ラウンドをスタートしたC・キム。キムは、前半で4バーディ・1ボギーと3つスコアを伸ばし優勝争いの一角に加わると、後半17番まで3バーディ・3ボギーとスコアを守る。キムは最終18番でこの日8つ目のバーディを決めて、この日67のベストスコアをマークして通算1オーバーパーで後続組を待つ。首位の堀川はこのままに義けるかと思われたが17番に続き18番もボギーで万事休す。10番ホールでプレーオフに備えて練習していたC・キムに嬉しい本選手権初優勝の吉報がもたらされた。

なお、ローアマチュアは通算9オーバーパーの23位タイでJ・トンプソン、石坂友宏、桂川有人の3人が分け合った。

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