2週連続優勝がかかるタワン ウィラチャンの幸運は、まだ続いているようだ。1番ホールから、それを物語るシーンが展開された。第2打をグリーンオーバーさせた後のアプローチショットがチップインとなってのバーディ発進。2番ホールからも、「何度もミスショットがありながら、ラッキーが重なってバーディをたくさんとれた」という。
ただし、パー5の4ホールのうち3ホールでバーディを奪ったのは、ただの幸運ではない。決めるべきホールは、しっかりとファインショットとパッティングをつなげて貯金を増やしていった。
「このコースは、フェアウェイが狭くて、ラフも深い。あまり好きなコースではないけど、ティーショットが良け
れば、スコアメイクできる。練習ラウンドでは、そう感じていた。でも、第1ラウンドは左右のラフにかなり打ち込んでしまった。それなのに、このスコアであがれたことが、自分にとっては、ちょっと驚きで、ラッキーだな…という気分にさせられたんです。目標は、もちろん、先週に続いての優勝です。グリーンがソフトでスパイクマークが多く残っていて、ちょっと気になったけど、ミスヒットしたボールが、そのマークでうまく方向を変えられてカップインしたこともあった。幸運な結果になることの方が多かったのだから、やっぱりラッキーな1日だったということだよ。最終ラウンドまで続いたら、そりゃあ、最高だね」。
さて、どこまで続くのか。
|