3バーディ・2ボギー。2週連続優勝を狙うウィラチャンは、手堅いゴルフで第2ラウンドもアンダーパーにスコアをまとめた。厳しいホールロケーションで、アイアンショットの精度が求められたが、実は今日のウィラチャンは、そのアイアンショットの調子が良くなかったという。
「だから、そんなに多くのチャンスは作れなかったし、チャンスよりもピンチの方が多かった。全体的には、まとまりの悪いラウンドという印象が強かった」。
その中で少ないチャンスを確実にバーディとし、チャンスよりも多かったというピンチを最小限の2ボギーで抑えられたのは、なによりもパッティングの調子が良かったから。10番からスタートして11番(
パー5)、13番(パー3)でバーディが先行した。いずれも微妙なライン、難しい傾斜のホールに、読み通りにストロークできたことで、パッティングには自信が持てたという。
後半は、1番から8番までパーでしのげた。最終9番ホールはボギーにしたものの、最小限のスコアロスで済んだことを「はい、今日も、いろいろラッキーがありました」とプラス思考でとらえる。ウィラチャンの本当の強さは、こんなところにあるのではないだろうか。
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