10月1日(木)に福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部キング・クイーンコースで開幕する「2020年度(第53回)日本女子オープンゴルフ選手権」。本選手権のディフェンディングチャンピオンの畑岡奈紗選手は、USLPGAツアースケジュールが大幅に変更されたこと、渡航に伴う感染リスクなどの状況を鑑み、残念ながら本選手権の欠場が決定しています。
畑岡奈紗選手から本選手権欠場にあたってのコメントが寄せられましたので、お知らせします。
《畑岡奈紗選手コメント》
この度は、新型コロナウィルス感染症の拡大が懸念される中にもかかわらず、2020年度(第53回)日本女子オープンゴルフ選手権を開催いただきますことを、女子プロゴルファーの一人としてとても嬉しく思います。
選手関係者、大会を支えて頂くボランティアの皆様、開催コースの皆様が安心して日本女子オープンに臨めるよう、関係各所との調整、安全対策に万全を尽くしていただいていることと存じます。改めて、心より御礼申し上げます。
私は本年、ディフェンディングチャンピオンとして日本女子オープンに出場して大会連覇を目標としておりましたが、新型コロナウィルス感染症により私が主戦場とするアメリカ女子ツアーのスケジュールが大幅に変更されたことと、また渡航に伴う感染リスクなど様々な状況を鑑み、苦渋の決断ではありましたが、本年大会を欠場させていただくことを決意いたしました。
JGAが主催する日本女子オープン欠場を決断することは、私にとっても非常に難しく苦悩いたしました。この御恩は、プロ転向時からの目標である海外メジャー優勝そして、来年に延期された東京オリンピックで日本女子ゴルフ初のメダル獲得という形で返すことができればと、これまで以上に精進を重ねたいと思っています。
何卒、この度の私の決断をご理解いただきたく、お願い申し上げます。
末筆になりますが、日本女子オープンが成功裏に終了することを祈念いたします。
畑岡 奈紗
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