「2020年度(第53回)日本女子オープンゴルフ選手権」は4日、福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部キング・クイーンコースで最終ラウンドを行った。
早朝の小雨は降り止んだものの、昨日までの秋晴れとは一転、曇り空のもとでのプレーとなったこの日。通算12アンダーパーで単独首位の原英莉花と4打差で追う小祝さくらの最終組での黄金世代対決の第2ラウンドは、ナショナルオープン特有の重苦しい雰囲気で進められた。
スタートの1番でバーディを決めた原に対し、小祝は2番でボギーが先行。直後にバウンスバックを決めるものの、ボギーとバーディが交互にくるもどかしい展開を強いられる。
その間、原も6
番でボギー、8番でバーディとスコアを1つ伸ばすのにとどまり、小祝との差を開けない。後半、勝負が動いたのは11番から。
小祝が連続バーディを奪うと、原はそれを上回る3連続バーディを奪取。後続では、上田桃子、仲宗根澄香、蛭田みな美がスコアを伸ばしたが、追撃及ばず。原がこの日5バーディ・1ボギーの68でホールアウトし、通算16アンダーパーで本選手権初優勝を果たした。
4打差の2位は小祝さくら、さらに4打差の通算8アンダーパーで上田桃子と仲宗根澄香が入賞した。
なお、通算2アンダーパーで全体の14位タイとなった岩井明愛が初のローアマチュアを獲得した。
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