仲宗根澄香は、首位と7打差でスタートした。できる限りスコアを伸ばしていかなければいけないポジション。でも「前半は、いつもの自分の感覚でショットが打てなくて、やっぱり自分の動きを見ると緊張しているんだな、と思いました」という心境が、バーディに繋がらなかった。
ようやく自分らしいショットが出来始めたのが12番からだったという。「そうなんです。12番のティーショットがしっかり打ててから、あ、この感じだ!というか、自分の感覚が戻ってから、ようやく13番からの3連続バーディが獲れました」という。
前半、1バーディで35。そして後半、10番でボギー。スコアは伸び悩んでいた。そして13、14、1
5番と連続バーディをもぎ取って69。通算8アンダーパーで3位タイで終了した。
9月第3週のデサントレディース東海クラシックのときに「(最終ラウンドを前に)トップ5を目指そうと思っていたのですが、17番でボギーを叩いて8位タイで終わっちゃったんです。今回の3位タイは、キャリアハイとなりました」と喜ぶ。この大会の開催が決まってから、ずっとベスト5入り以上を視野に入れていたという。
「シーズンを通して、このまま調子を維持してプレーしていきたいと思います」と語る仲宗根、ひとつ大きな壁を乗り越えたといえる。
|