6バーディ・ノーボギーの66。蛭田みな美は、最終ラウンドのベストスコアをマークした。
4ホールあるパー3で、3バーディ。さぞかしショットが冴えていたのだろうと思ったら「いや、パッティングが冴えていました」と言う。パー3の4番は、1メートル。7番は、9メートル。17番は4メートルと、どんな距離からもタッチがあって絶妙のバーディを奪っていた。「それでも、3メートル前後の距離を(全体で)2回外しているんですよ」と言っている。
本選手権は、今回で4度目の出場。それに4日間競技でも、この成績は、最高位という。「パッティングでは、打ち出したいところにようやく出せるようになりました」と復調を嬉し
そうに語っていた。
昨年は、ショットの乱れからスコアを崩すことが多かった。でも今季は、トップ10入りが3回目となる。初めてコーチについた。花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース内の、中島敏雅コーチに師事した。試合のないときは「6割、その寮にいました」という。「ようやく自分のスウィングができてきていて、縦距離の違い(差異)も少しずつ安定してきています」と語った。
蛭田は、ようやく戦えるポジションに自分の技量が整ってきたことに嬉しそうだった。
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