プロ転向第1戦となる金谷拓実の日本オープンは、どうしてもスコアを伸ばしきれずにいた。でも、気がつけば、通算イーブンパーで5位タイのポジションにつけていた。
「今日は雨で気温も低かったし、難しいコンディションだったので、アンダーパーでまわれて良かったというのと、チャンスが多かったんですけど、それを決めきれなかったので、もう少し伸ばしたかったなと思います」という金谷。
確かに、この3日間、気持ちとゴルフの内容に一体感がなかった。3日間のバーディ数は、首位の谷原の13と1つ違うだけなのに、ボギー、ダブルボギーが多い。そのほとんどの原因は、パッティングだ。3メートル前後の距離が決まってくれない
。「第1ラウンドが苦手なんで、もっと最初にいいプレーができていれば楽に試合を進められていたかなという気もします。そこは課題なので、そこを次からの試合でいいプレーをしたいと思います」としっかりと反省点を見定めていた。
「リーダーズボードは少し見ていて、自分ができるだけ伸ばしいこうという気持ちでプレーをしていましたけど、バーディパットが入らず。でも、順位は上げられたので、ラスト1日まだチャンスはあると思うので、 自分らしいプレーをしてビッグスコアを出したいと思います。(後輩が上位にいることに対して)アマチュアだけどうまいし、そこにプロとアマは関係ないかなと思います。日本一を決める試合ですし、サッカー選手の言葉ですけど、 強いものが勝つ訳ではなく、勝ったものが強いという言葉があるので、結果がすべてかなと思います」という金谷だ。
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