2020年度(第85回)日本オープンゴルフ選手権競技
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 1961年に開場した紫カントリークラブ すみれコースは、フラットな地形に松林でセパレートされた18ホールが配置されている。要所に池が点在し、広く、深いバンカー群がグリーンをガードしている。
 2010年には、開場50周年を前にして、ダミアン・パスクーツォとスティーブ・ペイトの設計家チームによって改造され、さらに難易度が高められた。日本オープン開催にあたって、さらに手が加えられ、アウト、インそれぞれ2ホールあったパー5は、ひとホールずつパー4とされた。7,317ヤードでパー70という設定になった。
 4番は503ヤード、12番は495ヤードのパー4として使用される。静寂に包まれた風格のあるコースは、その一方でモンスターと呼びたいほどの難しさを擁して選手たちの挑戦を待ち受けることになったのである。
 コースとの神経をすり減らしながらの戦い。その先に栄誉と栄光が待っている。
バンカーにガードされたグリーンには大小の起伏がある。ホールロケーションによって、どこに止めるかがパッティング成否のカギになる。
 
石川遼、今平周吾  注目選手としては、最初に石川遼、今平周吾両選手の名前を挙げておきたい。日本オープンの前に全米オープンを戦ってきた。結果は石川が51位タイ、今平は61位だったが、厳しい環境の中で4日間を戦い抜いた。今年の全米オープンの舞台となったウィングドフット・ゴルフクラブは7,477ヤードでパー70に設定されていた。ニューヨーク州にあるリンクスコースで、狭いフェアウェイと深いラフ、そして吹きつける風が、選手たちを苦しませた。アンダーパーをマークしたのは逆転優勝したブライソン・デシャンボーただひとりであった。難コースでの戦いが、日本オープンに向けての、この上ない経験になったことは想像に難くない。
 
 3度目の優勝を狙う池田勇太は、コロナ禍で実戦が乏しく、試合勘が鈍っているという。その一方で「タフなコースでの戦いほどモチベーションが上がる」という池田の性格、ゴルフスタイルが、日本オープンという舞台で日毎にスコアアップさせてくるのではないかと、期待も高まってくる。
 距離の長いコース設定で知られるフジサンケイクラシックを制したのはロングヒッターの星野陸也であった。狭いホールでは、低弾道のドライバーショットでランも含めて距離を稼ぐ技が光る。紫カントリークラブ すみれコースとの相性もよさそうだ。その星野とフジサンケイクラシックで優勝争いを演じ、プレーオフで敗れはしたものの2位に入った堀川未来夢も、好調さをキープして2位に終わった昨年大会のリベンジに臨んでくる。
 もうひとり注目選手がいる。世界アマチュアランキング1位の金谷拓実がプロ転向し、そのデビュー戦として日本オープンの舞台を選んだ。アマチュアとして出場したツアー競技で、プロを抑えて優勝している金谷のプロ初舞台も見逃せない。コースとの戦い、そしてその先にある優勝争い。有力選手たちは、どんなプレー、ショットを見せてくれるのだろうか。
 
池田勇太、星野陸也、堀川未来夢、金谷拓実
 
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