「2020年度(第85回)日本オープンゴルフ選手権」は17日、千葉県野田市の紫カントリークラブすみれコースで第3ラウンドを行った。早朝から氷雨が振り続ける厳しいコンディションとなったこの日。上位陣は、耐えるゴルフを強いられた。通算5アンダーパーで単独首位でスタートしたアマチュアの河本力は、前半2バーディを奪うものの、13番でダブルボギー、16番でボギーと後半3つスコアを落として首位から陥落。変わって1打差2位タイグループで河本ともに最終組でプレーする谷原秀人が11番から3連続バーディを含む4バーディ・3ボギーの69をマーク。通算5アンダーパーで単独首位に立ち、本選手権初優勝に王手をかけた。河本は1打差の2位タイに踏みとどまり、第1回大会の赤星六郎以来のアマチュア優勝に望みをつなぎ、2018年大会以来2度目の優勝を狙う稲森佑貴とともに明日の最終ラウンドを迎える。通算2アンダーパーの4位タイには内藤寛太郎がつけている。プロ転向初戦の金谷拓実は、3バーディ・2ボギーの69で通算イーブンパー。市原弘大、アマチュアの杉原大河とともに5打差5位タイから逆転初優勝を目指す。
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