6月の日本女子アマで4位タイに入っている川崎春花が4バーディ・1ボギーの68をマークしてローアマ争いのトップに立った。
大阪学院大高3年生でステディーなゴルフを身上とする。4番で3パットのボギーを先行させたが、続く5番パー5ホールで第3打を1㍍につけてバウンスバックすると、そこからは連続を含む4バーディを奪っての68だった。
「自分にとっては距離が長く感じられるホールもありますが、今日はユーティリティクラブがうまく打ててチャンスを作れました」
川崎が師事しているのは奥嶋誠和コーチ。稲見萌寧、高橋彩華と同門になる。練習日には稲見とラウンドし、攻め方やホールの狙いどころなど参考にすべ
きところをしっかりメモし、頭に入れていた。今大会同コーチは、高橋のキャディーをつとめているが、ドライビングレンジでの練習で川崎は、スイングチェックと修正のアドバイスを受けていた。指摘されたのは「(ダウンスイングへの)切り返しで力が入っている」ということだった。ここを修正して臨んだ本番では、本来のスイングテンポ、リズムを取り戻していた。目標は、はっきりしている。
「ローアマチュアになることです。それで、秋のプロテストではファイナルからの挑戦にして合格したいと思っています。4日間アンダーパーを出し続けることを、そのためのテーマです」
第2日までは、そのテーマをクリアしている。残り2日間も、それができれば、うれしい結果につながるだろう。
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