シードが途切れ、本大会も主催者特別承認で出場したベテラン高山忠洋が最終日も奮闘した。11位タイで迎えた最終日、冷え込みと風をものともせず、半袖のプレーを続けて3アンダーパーの68をマーク、通算11アンダーパーにまでスコアを伸ばしてのホールアウトし、一気に3位タイでのフィニッシュとなった。
3位は3選手で、3、4、5位の賞金を3等分して高山が獲得した金額は1183万円。これで、シーズン獲得賞金は2664万円余となり、現在のランキングも、大会前の45位から25位へと跳ね上がった。シードは65位まで。もう、心配はいらない。当確である。
「シードが消滅したダイヤモンドカップの後も、推薦いた
だいて出場する機会を与えていただいた。感謝しかありません。こうなったら、これからの目標として、優勝争いに絡めるように、できれば自自分が中心でトーナメントを動かしていくような状況を作ってみたいですね」
シード落ちの心配がなくなり、高山に新たな目標ができた。
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