2022年度（第55回）日本女子オープンゴルフ選手権は29日、千葉県野田市の紫カントリークラブ すみれコースで第1ラウンドを行った。
朝からコースを吹き抜けていた風の影響もほぼなく、時折汗ばむほどの晴天のとなったこの日、首位に立ったのは5バーディ・ノーボギーの隙がないゴルフを見せた森田遥。「フェアウェイキープ率はそこそこでしたが、長いラフではなくフェアウェイバンカーに入るなどラッキーな部分もあった。長い距離のパットが決まってくれたのも大きい。2ホールほどボギーになりそうなパーパットが決まってくれた。ナショナルチームとして育ててもらったJGAの主催競技の日本女子オープンは特別。まだまだ3日
間あるので、1ホール1ホール丁寧にプレーしたい」とアマチュア時代の2013年日本女子アマチュアゴルフ選手権チャンピオンでナショナルチームで研鑽を積んだことに思いを馳せつつ、笑顔を見せた。
1打差の2位につけたは、この日5バーディ・１ボギーの4アンダーパーでホールアウトした小祝さくら。「今日はあまり大きなミスショットはなかった。明日以降もティーショットを中心に調整して頑張りたい」と語った。首位と2打差の3位には2014年度大会の覇者テレサ・ルー、さらに1打差の2アンダーパー吉田優利、岩井明愛らがつけている。
史上3人目の大会連覇の期待がかかる勝みなみは、前半を終えて2オーバーパートスコアメイク苦しんだものの、10番から3連続バーディを奪取するなど見事なカムバックを見せてイーブンパーの9位タイ。注目のアマチュア馬場咲希は1バーディ・2ボギーの1オーバーパー。ともにエスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権を戦った橋本美月とともに22位タイで日本女子オープンの第1ラウンドを終えた。
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