アダム・スコットの日本オープン出場は、3年ぶり、6度目である。本人から「ぜひ、出場したい」というリクエストがあった。資格は、世界ランキング100位以内(8月末までに)であるということでの参加である。大勢のギャラリーが、スコットの組を追いかける。同組には、中島啓太、そして比嘉一貴である。
アダムのショットは、冴え渡っていた。ところがグリーン上でのパッティングに難点があった。バーディチャンスを何度逃したかというほど、もったいない場面が多かった。「チャンスはあったんですけど、やっぱりパットを決めきれなかったのが、一番大きな要因だと思います。スピード感も距離もなかなかうまくつかめない部分があった
。ただ、朝(午前組)はグリーンコンディションも、まだ午後組よりもやさしかったと思うので、明日また期待したいなと思います」と語った。
決して、彼は諦めていない。「スコアには少しがっかりしていますけど、プレー自体はいいので、明日以降もいい調子でプレー出来ると思う。日本のギャラリーの前でプレーするのは、いつも楽しいですし、本当に素晴らしいファンだと思います。明日は、いいスコアで回って、残り2日間(後半のラウンド)、最終組に近い位置でプレーして、最高の雰囲気の中で戦えればいいなと思います」と語った。
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