2022年度(第87回)日本オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
Twitter Facebook YouTube Instagram
Championship Reports
競技報告
【金谷拓実が復調の気配を感じさせるプレーを見せて66でホールアウト】
第1日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Y.Watanabe / Y. Kawatani
今シーズンの金谷拓実は、この3年間でいちばん成績を残せていなかった。今年だけでも、海外のメジャー、米ツアーも含めると、22試合中半分以上で予選落ちしていた。「最近、いい結果を残せていなくて、自信も失いかけていた」と本人がいうように、一昨年、3年前の破竹の勢いを感じられなかった。だから、今大会の第1ラウンドで、4バーディ・ノーボギーの66という素晴らしいスコアを出して、さぞかし嬉しがるのかなと思ったら、むしろ、淡々とした口調で囲み取材に答えていた。

「今日は、(第1打で)フェアウェイに止まったホールが多かったのが、スコアに結びついているのだと思います」とショットの良さを語っていた。確かに、
ノーボギーで、ボギーになりかけたホールも「2ホールしかありませんでした」と言った。「ナイスパー・セーブは、7番(パー4)で第2打を手前のバンカーに入れて、2メートルの距離を残したんですが、それをうまく沈めてのパー。あとは、12番(パー5)でラフからうまくリカバリーができてのナイスパーですね」と、危なげないラウンドだった。

「よかったという意味では、2つ(前後半各1)パー5で、ともにバーディがとれたことですかね。2番(571ヤード・パー5)でグリーン周りからアプローチしてOKバーディ。14番(603ヤード・パー5)で、バンカーから3メートルに寄せてのバーディですね」と振り返っていた。

後輩(東北福祉大学ゴルフ部)の蝉川泰果選手が、6アンダーパーと好成績なんだけど?と記者が聞くと「僕の2つ下なんですよね。こんなスコアが出るなんて……。僕が知っている学生時代は、精神面で、まだまだ甘さがありましたけど、いまは逞しくなっているんですね」と印象を語っていた。

ノーボギー。それも、ナイスパーが2ホールで、4つのバーディ・ホールを引くと、残り12ホールでは、バーディチャンスにつけていた場面が多かったともいえる。金谷の絶妙のパッティング・センスが蘇れば、明日から、もっとバーディを量産できるかも知れない。

その他の記事はこちら
戻る