2022年度(第32回)日本シニアオープンゴルフ選手権が明日15日、滋賀県甲賀市にあるタラオカントリークラブ・西コース(7,064ヤード・パー72)で開幕する。大会には126名の選手が出場し、4日間72ホール・ストロークプレーでシニアゴルファー日本一を競う。本日14日の指定練習日では出場選手が最後の調整に励んでいた。
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昨年、通算19アンダーパー、265ストロークの大会最少ストロークで優勝した手嶋多一は、「ここ最近、ゴルフの調子は良くなかったですけど、ここに来て少し上がってきている気がします」と状態も上向き。コー
スについても「ラフが深いので頭を使います。パー5の4つのうち2つバーディを獲って、パー3でしっかりパーで逃げられれば。」とすでに戦略を立てている。もちろん連覇が目標となるが、「第1、第2ラウンドと上手くいって第3ラウンド、最終ラウンドの後半くらいで、その(優勝を狙える)位置にいたときに考えます。コース自体は苦手ではないので上手くいけば行けるんじゃないかなと思います」と控えめに語った。
今年、シニアツアーで2勝を挙げ、現在賞金ランキング1位の藤田寛之は、「プロゴルファーなら誰でも勝ってみたい試合。そこへの挑戦の4日間になる」と気合いを入れる。レギュラーツアー通算18勝を誇る藤田も日本オープンでの優勝経験はなく、ナショナルオープンのタイトルは是が非でも欲しいところ。「オープンの優勝は大きな勲章なので手にしたい、すごく思います。」と悲願のタイトル獲得へ向け意欲を見せた。
そして、前週のコマツオープンでシニアデビューを果たした宮本勝昌は、アウトコースを中心に練習ラウンドをプレー、「ラフも深いし、レギュラーツアーに近い印象があります。」とコースセッティングを入念にチェック。明日、明後日は「永遠のライバル」と語る手嶋多一と同組でまわる。「優勝の自信も手応えもないですけど、やっぱり優勝争いはしたいです。雰囲気を感じるので、自然と気持ち入ったり、力が入ったりしますね」と強い決意をのぞかせた。
アマチュアは9名が出場。昨年の本大会で8位タイの成績を修め、2回目のローアマチュアを獲得した水上晃男をはじめ、2018年アジアパシフィックアマチュアシニアゴルフ選手権優勝メンバーの和田博や杉山稔らが出場する。
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