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今年のシニアツアーの特長は、新戦力と復活組の活躍である。 ファンケルクラシックまでの5戦を振り返ってみると、すべて優勝者には別の名前が並んでいる。開幕戦の塚田好宜に始まってファンケルクラシックの鈴木亨まで今シーズン複数回優勝者はいない。戦いは厳しく、激戦区になっている。 日本シニアオープンで栄冠を掴むのは誰であろうか。
最大の敵はケガ、故障。 シニア選手は、それを一番恐れる
開幕戦の金秀シニアは塚田好宜が、シニアツアー3年目にして初優勝を果たした。勝利を挙げるまでに時間を要したように思われそうだが、実は、スウィングを崩していた。その原因になっていたのが腰痛発症で、回復に時間がかかったためだった。昨年、同じ齢で仲の良い篠崎紀夫に紹介され千葉県にある整形外科で理学療法士、トレーナーの診断を受けたところ「からだの歪みから歩行姿勢が悪くなり、腰に負担がかかっている」と言われた。 |