競技メニュー
写真:Y.Watanabe
2024年度(第89回)日本オープンゴルフ選手権は10日、埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部(7,251ヤード・パー70)でアマチュア9名・プロ111名の合計120名が出場し、第1ラウンドを行った。曇天の中で開幕した本大会。深いラフに苦戦する選手が多い中、池村寛世が7バーディを奪い、ボギーフリーの会心プレーを見せて7アンダーパーでホールアウトし、単独首位に立った。3打差の2位には今平周吾、さらに1打差の3アンダーパーで本選手権3度目の優勝を狙う稲森佑貴、2022年大会2位の雪辱を期す比嘉一貴がつけた。また、千葉カントリークラブ川間コースで開催された日本シニアオープンゴルフ選手権でナショナルオープン初優勝を果たした崔虎星が2アンダーパーをマークし、5位タイにつける健闘を見せている。
大会連覇の期待がかかる岩﨑亜久竜は、最終ホールでダブルボギーを叩いたものの、終始安定したプレーで中島啓太、塚田陽亮とともに1アンダーパーの7位タイと好位置で第1ラウンドを終えた。
本選手権8度目の出場となるアダム・スコットは2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの5オーバーパー67位タイ、今年の日本アマチュアゴルフ選手権で史上最年少優勝記録を更新した注目の松山茉生も終盤スコアを落とし6オーバーパーでホールアウトし、78位タイから巻き返しを誓う。
明日の第2ラウンドは1番ホールから第1組が6時50分、10番ホールから6時45分に第11組がティーオフの予定だ。