競技メニュー
写真:Y.Watanabe / S.Osawa
先週のアジア・パシフィックアマチュア選手権に続いての日本での試合出場がナショナルオープンである本大会となったフェニックス・キャンベル。日本オープン仕様のセッティングが施された東京ゴルフ倶楽部は、「本当にタフで、こんなに難しいセッティングでプレーしたことはありません。ホールロケーションは難しいし、ラフはとても深いし。今までプレーした中で最もタフなセッティングだったと思います」と強烈な印象を残したよう。72ホールを完走して、「長かったです。集中力を切らさずにプレーし続けなければならなかったので、とても長かった」と口にしたが、「今週はとても調子が良くて、その流れでプレーできました。今日も良いパッティングをいくつか決めることが出来て、良いスコアでプレーすることが出来ました」と2オーバーパーでホールアウトした今日のラウンドを振り返って満足げな表情を見せた。
昨年、オーストラリアツアーでアマチュア優勝を果たし、アマチュアとして最後の試合となった本大会で通算14オーバーパーで全体の34位タイの成績でローアマチュアを獲得できたことは「とても嬉しいです」と手放しで喜ぶ。このあとはオーストラリアに帰国してプロとして同国のツアーに出場を予定しているキャンベル。「オーストラリアツアーに集中して、賞金ランキングで上位に入って、より上のレベルのツアーでプレーできるようにしていきたい」と、若者らしい野心を語ってコースをあとにした。