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(財)日本ゴルフ協会では、開催まで準備期間を持たせることで十分な環境整備が成されるとの考えにより、余裕を持って日本女子オープンゴルフ選手権競技の開催コースを選定している。
このページでは、次回2010年の第43回大会以降2011年までの舞台となるコースを紹介する。
各開催コースともに、歴史ある舞台に相応しい整備など、大会へ向けて日々準備が進められている。 |
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1960年(昭和35年)10月、名匠・井上誠一氏の設計により公式競技をいつでも開催することのできる東・西二つのチャンピオンコースが同時に開場した。
1万2千本余の赤松は肥沃な黒土に育まれ、今では大松林となって各ホールを完全にセパレートし、また、フラットな地形の中には樹齢を重ねた赤松が巧みに配置され難易度を高めている。
過去、1971年には「日本女子オープンゴルフ選手権」を西コースで、翌1972年にはNHKが国内で初めてテレビ中継しゴルフブームのきっかけをつくった「日本オープンゴルフ選手権」を東コースで開催した。2007年5月28日、東コースにおいて「全米オープンゴルフ選手権極東地区最終予選」開催。 |
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http://www.nagoyagolfclub-wago.gr.jp/ |
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1929年(昭和4年)、大谷光明氏の設計により中部初のゴルフ場として開場以来、中部ゴルフ界の中核的存在を担う。
戦後の米軍占領下、接収解除を経て、昭和30年代には上田治氏による改造が加えられた。老松が配された伝統的コースは、国内有数の名門倶楽部として風格をなしている。トータルヤードは短いが細かなアンジュレーションが施され、また、比較的小さくて砲台状のグリーンは深いバンカーでガードされており、精度の高い技術と精神力を要求される。
民間ゴルフトーナメントの草分けとして1960年から開催され、東洋のマスタ-ズとも称される中日クラウンズでも、様々なドラマが繰り広げられてきた。過去の公式競技としては、日本オープン('89年)が開催されている。 |
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http://www.yokohama-cc.jp/ |
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景観美と高い難易度を有する関東を代表するコース。
相山武夫、竹村秀夫両氏による設計により、1960(昭和35)年に開場した横浜カントリークラブ。2012年度に日本女子オープンゴルフ選手権競技が開催される西コースは、過去、1978(昭和53)年に日本オープンゴルフ選手権競技の会場となるなど、関東を代表するコースとしてゴルフファンに知られている。フェアウェイは広いものの、緩やかな傾斜と成長した樹木による変化に富んだレイアウト、グリーン周辺のガードバンカーが安易な攻めを許さない難コース。特に、14番の打ち下ろしのパー3は、グリーン手前の池も絡み出場選手にクラブ選択を迷わせる難ホールでもある。
都心から1時間という立地ながら、周辺の自然も美しい横浜カントリークラブ・西コースは、景観美と高い難度を有し、日本一の女子ゴルファーを決するに相応しい舞台といえる。 |
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