日本女子オープンゴルフ選手権競技
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今後の開催コース
公益財団法人日本ゴルフ協会では、開催まで準備期間を持たせることで十分な環境整備が成されるとの考えにより、
余裕を持って日本女子オープンゴルフ選手権競技の開催コースを選定している。
このページでは、次回2023年の第56回大会以降の舞台となるコースを紹介する。
各開催コースともに、歴史ある舞台に相応しい整備など、大会へ向けて日々準備が進められている。
2023
                                年(第56回)
芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県あわら市)
http://www.awara-golf.co.jp/
2023年度(第56回)日本女子オープンゴルフ選手権の舞台となる芦原ゴルフクラブ・海コースは、1961年に丸毛信勝氏の設計で開場しました。
越前海岸国定公園内の松林に囲まれた日本海に面したシーサイドコースで、海風と効果的に配されたバンカーがフラットな地形に戦略性を持たせています。日本女子オープンの開催は1983年大会(優勝:涂阿玉)以来2度目となります。
2024年(第57回)
大利根カントリークラブ・西コース(茨城県坂東市)
http://www.ohtone.co.jp/
大利根カントリークラブ・西コースの写真
日本ゴルフ協会創立100周年となる2024年。この年の日本女子オープンゴルフ選手権は、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・西コースでの開催が決定しました。1968年にTBS女子オープンとして産声を上げた本選手権がJGA単独主催となった1971年第4回大会の舞台となった大利根カントリークラブ・西コース。当協会100周年の日本女子オープン開催にふさわしい会場と言えます。1960年に名匠の誉れ高い井上誠一氏の設計により東西36ホールが開場した同クラブ。豊富な松林に囲まれた各ホールには、バンカーや池などのハザードが要所に配され、正確なショットはもちろんのこと、コースマネジメント力が求められる難コースとして知られています。1971年大会は西コース(優勝:樋口久子)、2010年大会は東コース(優勝:宮里美香)で開催され、3度目の開催となる日本女子オープン。日本女子ゴルフ界に新たな歴史を紡ぐ熱戦が期待されます。
2025年(第58回)
チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県三木市)
https://www.chgc.jp/
チェリーヒルズゴルフ倶楽部の写真
点在する池や小川、なだらかな丘陵。日本の美しい自然を活かしてレイアウトされたコースは、クラブ名そのままに色彩豊かな花木が配され、しなやかな美しさが際立ちます。コースデザインは全米オープン開催コースなどを手掛ける世界的コースデザイナーのロバート・トレント・ジョーンズJr.。完成後のコースを見て「日本の美しさを象徴するような山紫水明の地に、これまでの日本にないイメージで、さしずめ神秘的で気高い古城のようなコースが仕上がった」と語っています。
ロバート・トレント・ジョーンズJr.の設計哲学は「リスク&リワード」で、ハザードの危険を克服すればスコア上の報酬が得られるというもの。リスクの高いベストルートと、安全なパーやボギールートが設定されており、どちらを選ぶかはプレーヤーの技量と考えに委ねられます。
厳格なメジャーの開催条件もクリアするハイクオリティなコースに加え、ヨーロピアン調の気品漂うハイグレードなクラブハウスも魅力のひとつです。
2026年(第59回)
宝塚ゴルフ倶楽部・旧コース(福井県あわら市)
http://www.takarazuka-gc.or.jp/
宝塚ゴルフ倶楽部・旧コースの写真
1926年に関西地区で5番目に開場した宝塚ゴルフ倶楽部。日本女子オープンの舞台となる旧コースは、日本のプロゴルファー第1号といわれる福井覚治氏が担当し、当初逆瀬川上流のみかん畑に3ホールを造成。その後、6ホールに拡張され、関西ゴルフ界興隆の中心人物となった広岡久右衛門氏の設計により、1930年に18ホールとなりました。流れ行く時代の中にあって、自然の地形を活かし、ゴルフがプレーされた当時の原野を思わせる趣きの旧コースは、どこか懐かしさも感じさせるコースです。
2027年(第60回)
狭山ゴルフ・クラブ西・東コース(埼玉県入間市)
https://sayama-golf.co.jp/
狭山ゴルフ・クラブ西・東コースの写真
2008年日本シニアオープンゴルフ選手権(優勝:中嶋常幸)、2016年日本オープンゴルフ選手権(優勝:松山英樹)での熱戦がゴルフファンの記憶に鮮やかに残る狭山ゴルフ・クラブで日本女子オープンゴルフ選手権が初めて開催されます。1959年に小寺酉二氏の設計により開場した狭山ゴルフ・クラブは1971年に安田幸吉氏による設計で南コースの一部改造を行い、竹村秀夫氏により1979年に西コース、1981年に東コース、1985年に南コースの2グリーン化を実施。さらに2002年に川田太三氏のもとグリーン改修を行い、2015年~2019年には世界的なシェーパーであるカイ・ゴールビー氏により池やバンカーを新設・改造が施されるなど時代の変化に合わせて、戦略性が高められています。
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